この記事では、東京都北区王子にある、「スワンレディースクリニック」の産後ショートスティについて紹介します。実際に利用もしているため、利用した感想や持ち物のポイントなどもお知らせします。
スワンレディースクリニックの場所・アクセス
スワンレディースクリニックは、住所は王子ですが、最寄り駅は東京メトロ南北線の王子神谷駅です。住宅街に急にあります。
スワンレディースクリニックの産後ケア(産後ショートスティ)の料金と利用時間帯
通常は1泊33,000円ですが、以下の自治体では区の助成で割安で利用可能です。記載は1日分なので、1泊の場合は×2の費用がかかります。
- 中野区・北区:3,000円/日
- 豊島区:3,300円/日
- 足立区:5,000円/日
- 板橋区:5,500円/日
- 渋谷区:6,000円/日
- 台東区:8,000円/日
こちらの施設は22,000円の日帰りのプランもありますが、区の助成対象ではないプランのため、注意が必要です。
また支払いは現金払いのため、普段クレジットカード払いの方も必要な費用を忘れずに持参しましょう。また、キャンセルは2日前から利用料金の50%が発生します。また前日や当日になると100%になります。
産後ショートスティの予約に関してはこちらの記事をご覧ください!
前回は、荒川区町屋にある、「あらかわレディースクリニック」へ宿泊しました。
その時の体験談は、こちらの記事で詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
チェックイン時に新型コロナウイルス抗原検査(費用負担あり)がある
2022年時点では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、チェックイン時にママは抗原検査の実施が必須です。費用は、5,500円かかります。
また赤ちゃんは、検温をして37.5度以上の熱がある場合は、同様に抗原検査をします。赤ちゃんの費用は10,000円です。
チェックインとチェックアウト時間
スワンレディースクリニックでは、チェックインとチェックアウト時間が基本的には決まっています。
チェックインは9:30です。ただし、新型コロナウイルスの抗原検査に時間がかかることもあり、9:15までには来院します。午後からの場合は、13:15です。
また、チェックアウトは16:00です。もし、16:00までのチェックアウトが難しい場合は、別料金がかかりますが、19:00まで延長可能です。
ホテルレベルの外観と内装で優雅な気分に
スワンレディースクリニックは、住所は王子ですが、最寄り駅は東京メトロ南北線の王子神谷駅です。住宅街に急にあります。
病院だと知らずに訪れると、良い意味での病院らしくない外観にまずは驚くでしょう。周囲に大きな団地があるため、よりそのコントラストが鮮明です。
中に入ると、1階に外来含めた受付などもあり、ここもカフェやホテルのロビー感しかありません。院長先生の著書や病院オリジナルグッズも置いてあります。
スワンレディースクリニックの産後ケア(産後ショートスティ)体験談
スワンレディースクリニックの産後ショートステイは、ラグジュアリーな内装の空間で過ごせるのが特徴です。
全室個室で、部屋によっては、専用のトイレとシャワールームが付いているため、プライバシーを守りつつリラックスできます。また、看護師や助産師が常駐しており、母乳育児のサポートや健康管理、赤ちゃんのお世話などを行ってくれます。
しかし、実際に宿泊した口コミや体験談、ブログが少ないため、わたしの利用した際の様子を紹介します。
スタンダードルームは、非常に狭い
今回、実は予約の時に、スワンレディースクリニックで分娩をしていなく、追加料金なしの場合は窓もなくてすごくせまい部屋になりますと聞いていました。
上記URLの「スタンダードルーム」です。その様子を動画で紹介します。
プラス5,500円で窓がある部屋「スーペリアルーム」にグレードアップ可能です。このお部屋はトイレが付いており、スワンレディースクリニックで分娩をした方は追加料金なしで、この部屋を利用できます。
まや、シャワーとトイレがついた部屋に、さらにグレードをあげることも可能で、詳細は病院まで問い合わせとなっています。
また、あらかわレディースクリニックでは、空きがあったため、追加料金なしで特別室へのアップグレードをしていただきましたが、わたしが宿泊したタイミングでは満室だったのかは定かではありませんが、特にグレードアップはなく、予約したままのスタンダードタイプの部屋でした。
広さは、赤ちゃん用のベッドと自分のベッドでほぼ部屋がいっぱいになります。冷蔵庫がありますが、目の前に机があり、それをどかさないと開閉不可となっています。またテレビはなんと床置きです。床に置いてあるため、赤ちゃんベッドがあると、テレビは視聴できなくなります。ラジオとしては機能するでしょう。
ただし、利用目的が休息であれば、部屋はせまくても冷蔵庫やテレビが使いづらくても問題はありません。
滞在中に家族の面会も可能
産後ショートスティ中にはあまりないかもしれませんが、家族が面会にくることも可能です。ただし、13時~21時と決まっているため、家族が訪れる場合には注意が必要です。
有料の宿泊セットの利用がおすすめ
スワンレディースクリニックでは、赤ちゃんとママの日用品を有料で準備してもらうことが可能です。1日1,000円で以下のものが利用可能です。
おむつ、肌着、おしりふき、ミルク、哺乳瓶、ママのパジャマ、タオル類、歯ブラシ
スワンレディースクリニックの産後ケア(産後ショートスティ)でのデメリット
まずは、スワンレディースクリニックの産後ケア(産後ショートスティ)を利用するメリットを解説します。
できたてのご飯は、おいしくて満足度高め
スワンレディースクリニックも口コミでご飯がおいしいとの声がたくさんありますが、実際に利用してみてその通りでした。毎食の品数も多く、味つけもちょうどよく、満足感のある食事を楽しめました。
宿泊中に食べた食事の一部はこちらです。
配膳してくれる方の笑顔にもなんだかすごく癒されて、食事の時間が楽しみになる生活でした。
希望があれば、赤ちゃんは24時間預かり可能
産後ショートスティでは、ママの希望で自由に過ごすことができます。赤ちゃんとの接し方もずっと一緒にいてもいいですし、預けるタイミングを好きなように依頼できます。日中だけ、夜だけ、入院から退院までもできます。
助産師さんや看護師さんは赤ちゃんのお世話のプロです。赤ちゃんと離れるのは少し不安な気持ちにもなりますが、休息が目的であれば、赤ちゃんはなるべく預けて自分自身の身体のケアに専念することがおすすめです。
私は、入院から退院まで預かってもらいましたが、睡眠もたっぷりとれて、心身共に元気になり、赤ちゃんと自宅に帰宅できました。自宅に戻れば、赤ちゃんとはずっと一緒に過ごせるので、産後ショートスティでは赤ちゃんだけでなく、自分の身体優先でどう過ごすのがベストか考えてみましょう。
スワンレディースクリニックの産後ケア(産後ショートスティ)でのデメリット
非常に快適な産後ショートスティを利用したという前提で、デメリットを挙げます。より気持ちよく過ごすために、今後ここはぜひ改善してほしいことがあります。
おやつがつかない
1つは、産後ケア(産後ショートスティ)人にはおやつがつきません。
あらかわレディースクリニックではおやつが付いていたので、余計に欲しいって思いました。カロリー計算とか色々あるのかもですが、ご飯もおいしかっただけにおやつもぜひ食べてみたかったです。
お湯がないのにティーパックを提供される
朝食にティーパックの紅茶がついていました。ティーパックなので、お湯が必要ですが、部屋にポットらしきものは皆無でした。もしかしたらお声がけすれば、いただけたのかもしれませんが、配膳の時にお声がけいただけたり、入院時にお湯の場所など教えてもらえると嬉しかったです。
恐らく、アップグレードした部屋にはついているのかと思いますが、給湯ポットのない部屋にもティーパックを配膳するのであればお湯のケアをしてもらえるとよりご飯をおいしく感じられるかなと思いました。
お風呂の時間は30分の時間制限あり
部屋にお風呂のない部屋の場合は、共有のシャワースペースを使用しますが、1か所しかありません。そのため、毎日何時に入浴するかを9時~16時の間で、30分刻みで予約しなくてはなりません。
髪を乾かすまでも含めて30分のため、髪が長い方はかなり急ピッチですませる必要があります。予約時間の少し前にシャワールームの様子を見て、誰もいなければ少しフライングで、入浴スタートするのがおすすめです。
シャワールームやアメニティの写真はこちらです。
看護師さんの対応が人それぞれすぎる
赤ちゃんを預けていて、お世話をしたいタイミングでナースコールで依頼しても、なかなか対応してもらえないことがありました。忙しいのかもしれないと20分ほど待った後に、再度連絡すると、初めて依頼したかのような反応でした。
運悪くお産の重なりで、忙しかっただけかなと思いますが、わたしがスタンダードルームの人だからではとちょっと残念に感じてしまいました。
スワンレディースクリニックの産後ケア(産後ショートスティ)の持ち物
実際にスワンレディースクリニックの産後ショートスティを利用した際に持参したものを紹介します。
- 【必須】母子手帳、ママと赤ちゃんそれぞれの保険証、区からの産後ケア申請書、赤ちゃんの医療証
- 紙コップ、2Lペットボトル、おやつ、スティックの飲み物、本、めぐリズム、下着、スキンケア用品
ショートスティ中は配られる、院内着を着用するため、部屋着などは不要です。下着の替えがあればOKです。お風呂にシャンプーやボディーソープ、ドライヤーもあります。
スタンダードルームには、コップもないので、紙コップは持参してよかったです。給湯ポッドがあると思い、お湯で溶けるスティックの飲み物を持参しましたが、給湯ポッドがなかったため飲めませんでした。今後宿泊する場合は、給湯ポッドが部屋にあるかを確認することをおすすめします。
まためぐリズムは休息メインで行く方には非常におすすめです。目元をあたためると熟睡度が全く違います。
スワンレディースクリニックの産後ケア(産後ショートスティ)に関するみんなの口コミ・ブログ
他の方が利用している口コミ・ブログも紹介します。みなさん総じて、部屋のきれいさや快適さ、ご飯のおいしさを評価しています。
まとめ
スワンレディースクリニックでは、産後ケアとして母乳相談や育児相談、産後の体調不良や心理的な不安に対応するカウンセリングなどを提供しています。また、産後の検診や子宮の回復を促す運動指導も行っています。利用をおすすめする人は、産後の不安や体調不良に悩んでいる方や、母乳育児に関する相談をしたい方、または適切な産後の運動指導を受けたい方などです。産後の体調や育児に不安がある方は、スワンレディースクリニックの産後ケアを利用して専門のアドバイスを受けましょう。
産後ショートスティで利用した、スワンレディースクリニックは、ご飯は口コミ通り、すごくおいしいことが分かりました。
ただ、これから利用を考えている場合は、アップグレードしたほうがストレスなく、より快適に過ごせる気がします。また、総合的には、あらかわレディースクリニックがおすすめです。
その時の体験は、こちらをご覧ください。
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