この記事では、赤ちゃん連れで東北新幹線「はやぶさ」に乗るときのおすすめの座席と号車を、実際に何度も乗ってきた経験からくわしく解説します。
結論からお伝えすると、赤ちゃん連れにおすすめなのは多目的室に近い5・6号車の、最前列または最後尾の通路側です。
わたしは赤ちゃん連れで東北新幹線への乗車が30回を超えています。大人だけの移動なら到着駅のエスカレーターに近い窓側が便利ですが、赤ちゃん連れはおむつ替え・授乳・あやしで何度も席を立つため、選ぶ基準がまったく変わります。
この記事を読めば、なぜ5・6号車の通路側がよいのか、はやぶさとこまちのどちらを選べばいいのかまで分かります。
「やまびこ」に乗る場合は、【東北新幹線やまびこ】子連れにおすすめの車両や座席の記事もあわせてご覧ください。
🚄 この記事の結論
● はやぶさは全席指定(自由席なし)。早めの予約が安心
● おすすめ号車は多目的室が近い5・6号車。埋まっていたら奇数号車
● 座席は最前列→最後尾→3人席の通路側の順で選ぶ
● はやぶさはベビーカー持ち込みOK!足元か大型荷物置き場、デッキに置ける
● 子ども2人なら2列シートのこまちも予約しやすい。冬は運休に注意
🧳 持ち物だけ先に知りたい方は 子連れはやぶさの持ち物リストへジャンプ(液体ミルク・おむつポーチ・水ぬり絵など)
🎫【2026年お盆】新幹線の指定席はいつ・どう予約する?
はやぶさは全車指定席(自由席なし)なので、お盆に乗るなら座席の予約が必須です。指定席の予約には、次の3つのタイミングがあります(はやぶさ・やまびこ・こまちなどが対象)。
| 予約方法 | いつから | 座席の選び方 |
|---|---|---|
| 早期予約 | 乗車日の3ヶ月前 14時〜 | 席は確保できるが位置は選べない。家族がバラバラ(同じ車両内)になることも |
| 事前受付 ◎子連れにおすすめ | 乗車日の1ヶ月+1週間前 14時〜 | 窓側/通路側・座席列・隣同士などの並びを指定できる(家族で並んで座れる) |
| 通常予約(発売) | 乗車日の1ヶ月前 10時〜 | シートマップから座席を自由に選べる |
【おすすめ】早く押さえたい気持ちはありますが、早期予約は座席の位置が選べず、家族がバラバラになることも。子連れなら、並びを指定できる「事前受付」がおすすめです。わたしはいつも、まず事前受付で最低限の席を確保しておき、発売日(乗車1ヶ月前)に、多目的室に近い席などへ座席変更を試みています(事前受付の成立後、空席があれば通常予約と同じように座席位置を変えられます)。
▼ 2026年お盆の「通常予約」発売日(乗車1ヶ月前の10時〜)
| 乗車日(お盆期間) | 通常予約の発売日(1ヶ月前の10時〜) |
|---|---|
| 8月8日(土) | 7月8日(水) |
| 8月10日(月) | 7月10日(金) |
| 8月13日(木) | 7月13日(月) |
| 8月14日(金) | 7月14日(火) |
| 8月15日(土) | 7月15日(水) |
| 8月16日(日) | 7月16日(木) |
新幹線と宿をまとめて取るなら、びゅうトラベルの利用も便利です。
※受付時間・対象列車は変更されることがあります。最新はえきねっと公式でご確認ください。
東北新幹線はやぶさは全席指定!新幹線のみの予約は「えきねっと」を利用
はやぶさは東北新幹線でいちばん速いタイプで、全車指定席で自由席がありません。そのため当日ふらっと乗るのではなく、事前の座席予約が前提になります。
はやぶさは自由席なし 全席指定だから早めの予約が安心
自由席がないぶん、赤ちゃん連れに都合のよい席をねらって確保できるのがメリットです。
一方で人気の席は早く埋まるため、乗車日が決まったらできるだけ早めに予約しておきましょう。
えきねっとなら乗車1ヶ月前から予約でき何度でも変更できる
窓口でも予約できますが、オンラインのえきねっとが便利です。指定席は乗車日の1ヶ月前の午前10時から発売されますが、えきねっとの「事前受付」を使えば発売日の1週間前から申し込みを済ませておけるので、発売日に駅へ並ぶ必要がありません。
えきねっとなら、通常のきっぷは受け取り前に何度でも変更できます(割引商品の「トクだ値」は変更に制限があります)。ポイントもたまり、赤ちゃん連れは体調や予定が変わりやすいので、変更のしやすさは大きな安心材料です。
きっぷ単体の予約はえきねっとが便利ですが、新幹線と宿をまとめて取りたいならJR東日本グループのびゅうトラベルが便利です。きっぷと宿を一度に予約でき、別々に手配する手間が省けます。
ベビーカーや大きな荷物は予約不要 置き場所のコツ
東海道新幹線などにある「特大荷物スペースつき座席(事前予約制)」は、はやぶさを含む東北新幹線にはありません。荷物置き場は予約なしで使えます。
ベビーカーは折りたたんで持ち込み、最前列の足元・最後尾の座席うしろ・デッキスペースに置けます。混雑時は早めに確保しておくと安心です。
【結論】赤ちゃん連れにおすすめは多目的室が近い5・6号車
はやぶさで赤ちゃん連れにおすすめの号車は、授乳もできる多目的室が近い5・6号車です。まずは設備の位置を確認しましょう。
はやぶさ(E5系)の号車構成と赤ちゃんお世話スペース
はやぶさはE5系(一部はH5系)の10両編成です。赤ちゃん連れが覚えておきたい設備は次のとおりです。
| 1~8号車 | 普通車(指定席) |
| 9号車 | グリーン車 |
| 10号車 | グランクラス |
| 多目的室 | 5号車(5・6号車のデッキ付近・授乳可) |
| 車いす対応トイレ | 5号車・9号車 |
| トイレ・おむつ替え台 | 奇数号車(1・3・5・7・9号車)。全トイレにおむつ替え台あり |
とくに5号車は多目的室・車いす対応トイレ・車いす対応座席がそろったバリアフリーの中心です。
5・6号車がおすすめな理由は多目的室と車いす対応トイレが近いから
5号車と6号車のデッキ付近には、授乳もできる広い多目的室があります。ふだんは鍵がかかっているため、車掌さんに声をかけると開けてもらえます(警備員さんがいる場合は車掌さんから伝えてもらう形です)。
抱っこしながらの移動は思った以上に大変なので、お世話スペースが近い5・6号車だと安心感が違います。
5・6号車が埋まっていたら奇数号車を選ぶ
トイレは奇数号車(1・3・5・7・9号車)にあり、E5系は全トイレにおむつ替え台が付いています。5・6号車が満席のときは、多目的室のある5号車に近い3号車や7号車を次の候補にしましょう。
はやぶさの多目的室はこんな様子(実際に使った写真つき)
5・6号車の近くにある多目的室が、実際にどんな空間なのか写真でお見せします。ふだんは施錠されていて、使いたいときは車掌さんに声をかけると開けてもらえます。


いちばんありがたいのが、写真のようにベンチを引き出すとベッドのようになるスペース。授乳のときはここに座って、子どもがぐずったり飽きたりしたときの気分転換の場所としても使っています。
広さの目安は、身長105cmの子どもがゴロンと横になると、足首〜つま先が少し出るくらい。赤ちゃんの授乳やおむつ替え、少し横にならせてあげるには十分な広さです。


多目的室の使い方とマナー


使い方はシンプルで、車掌さんに「多目的室を使いたい」と声をかけるだけ。ドアは開閉ボタンで操作でき、中から施錠もできます。使用中に係員の方が声かけ・確認に来ることがありますが、これは安全確認のためなので心配いりません。
ひとつ気をつけたいのが、多目的室は本来、体調のすぐれない方や車いすの方が優先して使うスペースでもあること。もし先に使っている方がいて長く空かないようなら、ひと声かけて譲り合う形になります。逆に自分が使うときも、わたしは15〜20分ほどで切り上げるようにして、次に必要な方がすぐ使えるように配慮しています。
はやぶさのおすすめ座席は最前列→最後尾→3人席の通路側の順
号車を決めたら、次は座席です。優先順位は最前列→最後尾→3人席の通路側の順がおすすめです。
最前列は足元が広く大型荷物置き場も近い
いちばんのおすすめは最前列です。足元のスペースに最も余裕があり、荷物を置けます。コンパクトなベビーカーなら足元に置けることもあります。
デッキ付近の荷物スペースも近いので、空いていれば乗車後すぐにベビーカーを置いて席につけます。通路側にすれば出入りもスムーズです。
最後尾は座席のうしろにベビーカーやキャリーを置ける
最前列が埋まっていたら最後尾がおすすめです。席のうしろにスペースがあり、自分の席の後ろなら気兼ねなくベビーカーやキャリーケースを置けます。
わたしの定番は、多目的室のとなりの5号車。最前列か最後尾の通路側にして、授乳もおむつ替えもすぐ動けるようにしています。
埋まっていたら3人席の通路側がねらい目
最前列も最後尾も取れないときは、3人席(E席側)の通路側にしましょう。立ち座りが多くても気を遣わず動けます。3人席は真ん中の席が最後に埋まるため、隣が空いていれば荷物を置かせてもらえることもあります。
はやぶさとこまち、赤ちゃん連れにはどっちがおすすめ?
東北新幹線のはやぶさは、盛岡まで秋田新幹線「こまち」と連結して走ります。赤ちゃん連れではどちらを選べばいいのか、わたしの使い分けを紹介します。
こまちは2列シートのみで予約しやすい(子ども2人連れに便利)
こまち(E6系)は普通車も2列+2列シートで、3人席(真ん中の席)がありません。隣に知らない人が来にくく、子ども2人を連れて乗るときは予約も座り方もラクでした。
はやぶさ(E5系)の普通車は2列+3列なので、その差は大きいです。
はやぶさは車両がきれいで広いが混みやすい
一方のはやぶさは車両が新しくてきれいで、座席も広めです。ただし速くて人気があるぶん、こまちより混みやすい印象があります。
わが家は基本、子どもに「はやぶさとこまち、どっちに乗りたい?」と聞いて決めています。新幹線好きの子なら、これも旅の楽しみのひとつです。
冬の時期はこまち運休に注意 確実なのははやぶさ
こまちは秋田側で在来線の区間を走るため、雪の影響で運休・遅延することがあります。実際わたしも冬にこまちが運休になった経験があり、冬の時期は運行が安定しているはやぶさを選ぶようにしています。
盛岡のこまち連結・切り離しは子連れに大人気の撮影スポット
盛岡駅でははやぶさとこまちの連結や切り離しが見られます。出張で盛岡に着いたとき、コンコースを走る人が多くて何だろうと思ったら、連結部分にカメラを持った人の人だかりができていました。
一緒に待っていると、とくにアナウンスもなく連結が始まりました。近くのお父さんが子どもに連結の仕組みを説明していて、はやぶさとこまちがつながる瞬間にはまわりから歓声が上がりました。周囲は子連れの家族ばかりで、人気の光景なんだなと実感。新幹線好きの息子を連れて、また盛岡に来たいなと思いました。


連結部は10号車(はやぶさ)と11号車(こまち)の間です。撮影や見学をしたいなら、連結部に近い号車だとホームでの移動が短くて便利です。普通車ならはやぶさは8号車あたり、こまちは12号車あたりがねらい目です。
こまち単体の子連れ情報(号車・座席・ベビーカー置き場・はやぶさとの違い)は、【秋田新幹線こまち】子連れにおすすめの座席は?の記事でくわしく解説しています。
グリーン車・グランクラスに赤ちゃん連れで乗るのはあり?
少しぜいたくに、グリーン車やグランクラスが気になる方もいると思います。実際に乗った経験から、赤ちゃん連れ目線でお伝えします。
グリーン車に子連れで乗った感想
グリーン車にも子連れで乗ったことがあります。座席が広くてゆったり過ごせる一方、まわりが静かなぶん、ぐずったときは気を遣いました。授乳やおむつ替えで動くことを考えると、多目的室に近い普通車のほうが気楽だと感じています。
グランクラスは10号車 子連れには少しハードルが高め
グランクラスは10号車にある最上位の座席です。とても快適ですが、静かに過ごす雰囲気が強く、料金も高めなので、赤ちゃん連れには少しハードルが高いと感じます。
基本は普通車の端の席がコスパも安心感もいい
いろいろ乗ってみて、赤ちゃん連れは普通車の端の席(最前列・最後尾)を確保するのがいちばん安心という結論に落ち着きました。料金もおさえられ、動きやすさもあります。
はやぶさ車内での赤ちゃんの過ごし方 授乳・ミルク・おむつ・ぐずり対策
座席を確保したら、あとは車内の過ごし方です。30回以上の乗車でたどりついた、持ち物と工夫を紹介します。
授乳・ミルクは多目的室か液体ミルクが便利
はやぶさには授乳室はなく、ミルクの販売もありません。授乳は多目的室を使うか、座席で背もたれを倒してケープを使う形になります。
わたしは荷物を減らす意味でも液体ミルクを活用しています。お湯を沸かせないので、ホッカイロで少し温めると赤ちゃんも飲みやすいようです。200mlの水筒にお湯を入れて持参することもあります。
おむつ交換は奇数号車のトイレで
おむつ替えは奇数号車のトイレを使います。トイレ内に折りたたみ式のベビーベッドがあります。通路がせまいので、おむつ替えポーチは軽くてコンパクトなものが便利です。使用済みのおむつは持ち帰って処分しましょう。
眠ってもらう工夫とぐずり対策
眠ってほしいときは、乗車前に授乳や食事をすませてお腹いっぱいにしておくのがコツです。フード付きブランケットがあると寝かしつけやすく、人の行き来が少ない車両だと寝つきもよくなります。おもちゃやおやつは少しずつ出すと、長い時間ぐずらず過ごせます。
はやぶさに赤ちゃん・子連れであると便利な持ち物リスト
30回以上の乗車でたどりついた、あると助かる持ち物をまとめます。上で紹介した授乳・おむつグッズに加えて、子どもが飽きたとき用のアイテムがあると、長い乗車時間もぐっとラクになります。
- 液体ミルク+温め用のホッカイロ…車内ではお湯が沸かせないため
- 軽くてコンパクトなおむつ替えポーチ…トイレの通路が狭いので小さめが正解
- フード付きブランケット…寝かしつけと温度調整に
- 小分けにできるおやつ・おもちゃ…少しずつ出すのがぐずり対策のコツ
- 汚れない室内あそびグッズ…次に紹介する「水でぬる塗り絵」が定番です
液体ミルクとホッカイロ・水筒
お湯が沸かせない車内では、液体ミルクとお湯を入れた水筒の組み合わせが一番ラクでした。実際に使っていた商品です。
軽くてコンパクトなおむつ替えポーチ
通路がせまいので、おむつ替えシート一体型の軽いポーチが便利です。
小分けにできるおやつ・おもちゃ
少しずつ出せて、こぼれても安心なものを選ぶのがコツです。実際に助かったアイテムはこちら。
飽きたときの救世主「水でぬる塗り絵」
子どもが飽きてきたタイミングで渡したところ、大喜びで開封し、夢中で色塗りをしていました。水だけで色が出るので汚れる心配もなく、集中して遊んでくれるため、その間に大人は少し休んだり、下の子のお世話ができて大助かりでした。
東北新幹線はやぶさの赤ちゃん連れに関するよくある質問
- はやぶさに自由席はありますか?
-
はやぶさは全席指定席で、自由席はありません。当日でも空席があれば購入できますが、赤ちゃん連れに都合のよい席を確保するため、事前予約がおすすめです。
- 多目的室は予約できますか?
-
多目的室そのものの座席予約はできません。5・6号車付近の席を予約しておき、利用したいときに車掌さんへ声をかけると使えます。空いていないこともあるので、その場合は奇数号車のおむつ替え台付きトイレを利用しましょう。
- はやぶさにベビーカーは持ち込めますか?
-
はい、折りたたんで持ち込めます。最前列の足元、最後尾の座席うしろ、または大型荷物スペース付き座席を使うとスムーズです。通路で広げたまま使うことはできません。
- 赤ちゃん連れにはやぶさとこまち、どちらがおすすめですか?
-
子ども2人なら、3人席のない2列シートのこまちが予約しやすいです。はやぶさは車両が広くきれいですが混みやすい傾向があります。冬はこまちが運休することがあるため、確実に乗りたいならはやぶさが安心です。
はやぶさで赤ちゃん連れ旅行を快適に
赤ちゃん連れで東北新幹線はやぶさに乗るときのポイントをおさらいします。
- 予約は変更に強い「えきねっと」で、1ヶ月前から早めに
- 号車は多目的室が近い5・6号車、埋まったら奇数号車
- 座席は最前列→最後尾→3人席の通路側の順
- 子ども2人なら2列シートのこまちも便利、冬ははやぶさが安心
- ベビーカーは最前列の足元、最後尾の座席後ろ、大型荷物置き場、デッキにおける
以前より赤ちゃんのお世話スペースや大型荷物置き場がふえ、赤ちゃん連れでもぐっと乗りやすくなりました。
停車駅の多いやまびこについては【東北新幹線やまびこ】の記事でくわしく解説しています。今回のポイントを参考に、はやぶさでの旅を楽しんでください。









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