この記事では、赤ちゃん連れで東北新幹線に乗車する際のおすすめの車両や座席を解説します。

東北新幹線のおすすめの車両や座席は、5,6号車か奇数号車の最前列の通路側です!
私は赤ちゃん連れで東北新幹線への乗車は30回を超えています。
大人だけの移動であれば、車両は到着駅のエスカレーターが近い車両で、コンセントが使える窓側が最も使い勝手が良いです。
しかし、赤ちゃん連れの場合はおむつ交換や授乳、立ち歩いてのあやし、など大人だけとはまったく違う動きが必要です。
この記事を読んでいただくと、なぜ赤ちゃん連れの場合は、5,6号車か奇数号車の最前列の窓側が良いのか理由が分かります。
JR東日本のえきねっとで、赤ちゃん連れにおすすめの席を予約しよう
窓口でも予約できますが、オンライン予約が便利です。東北新幹線は、えきねっとで予約できます。
えきねっとで予約をすると乗車するまでは何度でも予約変更可能です。ポイントもたまるので、もはや利用しないという選択肢はないといってもいいでしょう。
乗車時間について
もし、時間にあるようであれば、平日の10時~16時出発の電車を選びましょう。
通勤ラッシュの時間帯を避けて移動するのがおすすめです。
東北新幹線は多くの車両が通路挟んで2席、3席となっているので、平日の日中であれば広々と乗車できます。
はやぶさもやまびこも車両構成は同じ
東北新幹線には、はやぶさ・はやて・やまびこ・なすのなど、停車駅によっていくつか種類に分かれます。
ただ、車両構成はどれも同一です。
- おむつ替えシート付きトイレ:奇数号車
- グリーン車:9号車
- グランクラス:10号車
- 多目的室:5号車と6号車の間
- 車いす対応トイレ:5号車、9号車
- トレインデスク:平日(繁忙期および全席自由席の列車を除く)の7号車
赤ちゃん連れで東北新幹線に乗車する場合には、おむつ替えシート付きトイレ、多目的室の場所を頭に入れておきましょう。
車両は赤ちゃんのお世話スペースが近い5,6号車か奇数号車を予約する
東北新幹線は、奇数号車に赤ちゃんのお世話ができるスペースが用意されています。
また、5号車と6号車の間には授乳もできるかなり広い多目的スペースがあります。
普段は鍵がかかっているため、車掌さんか警備員さん(こちらは車掌さんに伝えてもらうかたちです)にお願いをすると使用できます。

赤ちゃん連れで乗車する場合は、基本的に奇数号車を選びましょう。

赤ちゃんを抱っこしながらの移動は大変です!
近くにお世話できるスペースがあると安心です。
座席は最前列→最後尾→通路側の優先順位で選択するのがおすすめ
1番のおすすめは、最前列です。最前列は、足元スペースに最も余裕があるため、荷物を置けます。
コンパクトであれば、ベビーカーも置けると思います。また最前列の通路側に座れば、出る時にもスムーズです。
また、多くの電車において、車両前方に大型荷物置き場が設置されるようになりました。空いていれば、乗車後にさっとベビーカーを置いてすぐに座席へということも可能です。こういった理由で、最大のおすすめは最前列の席になります。
次のおすすめは、最後尾です。最後尾の席は、席の後ろにスペースがあるので、キャリーケースやベビーカーを置くことができます。このスペースは必ずしも、最後尾の方のスペースというわけではないのですが、人が座ってる後ろに置くのはなかなか気がひけます。自分が座る席であれば、気兼ねなく置けるため、2番目におすすめしたい席です。
ここまでおすすめは、最前列と最後尾とお伝えしましたが、これらの席は、赤ちゃん連れかどうかに関わらず、人気の席です。そのため、余裕を持って予約をしないと埋まっている可能性もあります。
その場合は、偶数車両の最前列、最後尾を確認しましょう。
それでも空きがない場合は、3人席の通路側にしましょう。おむつ交換や泣いたり、席を立つことも多いので、立ち上がれる通路側の席が気を遣わず行ったり来たりできます。
また3人席であれば、真ん中の席が埋まるのは1番最後なので、隣が空いている可能性があります。誰もいなければ、荷物を置かせてもらえるかもしれないので、2人席より3人席が良いでしょう。
乗車日には、予約状況確認
当日の乗車直前に、えきねっとで自分の席周辺の予約状況を確認しましょう。
乗車時間の30分以内くらいに確認するのがいいでしょう。
特に隣に人が来るのか確認できると、心づもりができます。
東北新幹線の車内での赤ちゃんの過ごし方
赤ちゃんが快適に過ごせるように、東北新幹線の車内でどのような工夫ができるかをまとめました。
- 赤ちゃんが眠るための対策
赤ちゃんが眠るためには、フード付きのブランケットを持参したり、事前に授乳や食事を済ませてお腹いっぱいの状態にしておくなどの工夫が必要です。また人の行き来があると、赤ちゃんはそわそわして眠れない可能性があるため、なるべく人が少ない車両を選ぶことも重要です。 - 車内での遊び方
赤ちゃんが車内で遊ぶためには、おもちゃや音楽などを使って刺激を与えることが大切です。また、お座りができる赤ちゃんの場合は、座るシートを傾けたり、抱っこしたりすることで、快適に過ごせるようにしましょう。
東北新幹線での授乳・ミルクの対応方法
東北新幹線には、授乳室が用意されておらず、ミルクも販売されていません。上記で紹介した、奇数号車はあくまでおむつ交換がメインのスペースです。
そのため、車内で授乳する場合は多目的室で行うか、ミルクの場合は座席の背もたれを倒して、授乳するのがおすすめです。ただし、車内でお湯を沸かすことはできないので、私は荷物を減らす意味でも液体ミルクを活用しています。
液体ミルクは冷たいので、ホッカイロも合わせて持参して少し温めてから飲ませるのがおすすめです。
私はこのほか、200mlの水筒にお湯を入れて作ることもありました。
東北新幹線の車内でのおむつ交換方法
東北新幹線に赤ちゃんと一緒に乗車する場合、おむつ交換の方法について知っておきましょう。ご紹介しているように、東北新幹線の車内には、奇数車両におむつ交換スペースが設置されており、またトイレの中にも開閉式のベビーベッドがあります。
新幹線の通路はせまいため、おむつ替えケースは、軽くてコンパクトなものがおすすめ。
こちらはをおしりふき入れからおむつを入れられるスペースもあるので、機能的です。
またゴミとしてのオムツは持ち帰って捨てるようにしましょう。
まとめ
赤ちゃん連れでの東北新幹線に乗る時には、以下のポイントをおさえて予約しましょう。
- 予約は、「えきねっと」でしましょう
- 奇数号車が赤ちゃんお世話スペースが近い。特に5号車と6号車の間にある多目的ルームは授乳もできるのでおすすめ。
- 座席指定の優先順位は以下のとおり
①最前列が、赤ちゃんのお世話スペースも近く、荷物置き場が近い
②座席後ろに荷物が置ける最後尾
③3人席の通路側
また、授乳グッズやおむつ取り替えアイテム、遊び道具など、赤ちゃんが快適に過ごせるために様々な準備が必要です。
以前に比べて、赤ちゃんのお世話スペースや大型荷物置き場の設置など、赤ちゃん連れにも非常に利用しやすくなりました。今回紹介したポイントを参考に、赤ちゃん連れでの旅行を楽しく快適なものにしてください。
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