妊娠糖尿病になると、まずは食事管理が必要ですが、調味料の中には血糖値を挙げる糖分が含まれているものが多くあります。その中でもみりんは、和食に欠かせない調味料のため、困る方も多いのではないでしょうか。
私自身、妊娠初期に妊娠糖尿病になり、食事管理とインスリン注射をして出産までを過ごしましたが、食事管理については甘味のある調味料が使えないという問題がありました。そうした問題を乗り越えて半年以上血糖値を安定して、出産した経験をこちらの記事で紹介します。
妊娠糖尿病になって食事管理に困っている方や血糖値が安定しない方の参考となる記事となっていますので、ぜひご覧ください。
血糖値を上げる可能性のある調味料
調味料は作った人しか使ったものが分からないため、妊娠糖尿病の人は特に気を付けなければなりません。
血糖値をあげる調味料ですぐに思い浮かぶのは砂糖ですが、それ以外にも多くの甘味のある調味料があります。みりんやケチャップ、ソースがその代表格です。
しかしこうした調味料を使わずにおいしい料理を作るのはかなり難易度が高いです。特にみりんは妊娠糖尿病でおすすめの和食を作る際に欠かせない調味料です。
甘さの代用は、ラカントが最適
甘さが使えないとなると、妊娠糖尿病の方はどのように料理をすればいいのでしょうか。様々な方法がありますが、私が実際に試して効果があったのは、「ラカント」を使用することです。

ラカント1g=砂糖1gなので非常に使いやすいです!
このラカントはレシピで砂糖の分量をそのままの量で置き換えればいいので、非常に使いやすいです。甘さも砂糖と同じなので、目分量で料理する場合でも砂糖を使う感覚で使用します。
みりん代わりにする時には料理酒+ラカントを使用するとみりんの感じが出ますし、照りも上手に再現できます。
このラカントを使用すればきんぴらも余裕で作れますし、和風ハンバーグなんかもできてしまいます。デミグラスソースも本来は糖質の多いソースですが、たまにはいいかなと思って作っていました。
【体験談】ラカントのおかげで血糖値は最後まで安定し、出産へ
私は妊娠糖尿病と分かってすぐにラカントを購入し、出産までの5か月ずっと使用しました。もともと料理が好きなこともあり、血糖値が上がらないように研究しながら料理をするのは意外と楽しかったです。
とはいえ、毎回血糖値測定では基準値である食前95以上、食後2時間120以上を超えていないかドキドキする日々でした。
結果的にほとんどの日で基準値をクリアしており、たまに基準値を超える日があっても2日連続ということはありませんでした。血糖値は食べたものはもちろん、寝不足なども影響するようなので、そうした食事以外の部分を気を付けられたのもよかったかなと思っています。
妊娠糖尿病ですと子供も巨大になりやすかったり、流産の危険もあがるという情報を見ており、生まれるまでは気が気ではありませんでした。しかし、血糖値コントロールがうまくいったことでインスリン量は1度も増えることがありませんでしたし、体重増加も指示されたとおりに増やすことができました。
子供も3,000gジャストくらいの超普通体重で産まれてきてくれて、その後も元気にすくすくと成長しています。
妊娠中は制限もあって大変な生活でしたが、振り返ると自分の食生活や健康を見直す非常にいい機会になったと思います。今後は糖尿病に移行しないように引き続き砂糖はラカントにしながら料理をしたいと思います。
今妊娠糖尿病の方にもぜひラカントを活用しておいしく血糖値コントロールをしてほしいなと思います。
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