山王バースセンターで無痛分娩で第二子を出産するまでの記録です。
この記事では、いよいよ出産日の様子を紹介します。
前回の記事ではおしるし疑惑で焦る出産1週間前からの様子を紹介しました。
朝は7時からLDR室へ、促進剤開始
まずは朝の準備のお話です。
5時過ぎ起床でシャワー
分娩した日はシャワーも入れないと聞いていたので、朝に身体だけでもシャワー浴びようと思っていました。
しかし、就寝中に暑くて頭も汗をかきました。

エアコンの温度、就寝中は25度が快適だったなと後悔しました💦
スッキリした気持ちでお産に向かいたいので、髪まで洗いました。
おかげで身も心も爽やかな朝です。
術衣に着替え

シャワーの後は術衣に着替えました。
パンツはお産セットとして病院からもらう産褥パンツとナプキンをつけます。
また、医療用の着圧ストッキングも装着して準備完了です。
ブラジャーやキャミソールなどは外します。
これらの準備を私の場合は7時までにやるよう言われました。
追加の処置がある場合は6時までに準備をしなくてはいけないようです。
無痛分娩のための促進剤と麻酔開始
7時に助産師さんが部屋に来てくれて、いよいよLDR室に移動します。
ちなみに部屋はタイプⅡを利用しました。
促進剤投与開始
7時からは採血と点滴のためのルートをとります。
横になるため、わたしはかなりウトウトして過ごしました。
先生が来て1度内診もします。
そして、8時から促進剤投与開始。

前回の記憶がなく、どれくらいで痛みがくるかドキドキ
助産師さんによると、9時半くらいから痛み始めることが多いそう。
投与してすぐに内診がありました。
グリグリは痛いものの、子宮口3,4cm 開いていて順調なため、破水は麻酔後にということになりました。
8時半頃に痛みが出てきましたが、まだまだ耐えられるレベル。
と思ったら、割とすぐに痛みが強くなってきました。
今回は我慢しないと決めていたので、痛いことを伝えて麻酔準備を進めてもらいました。
麻酔投与開始
麻酔を依頼してから30分くらいで、麻酔科の先生が到着!
麻酔科の先生は9時からスタンバイしてるそう
ただ、わたしは8時半くらいから重い生理痛の痛みが8,9分間隔で来ていて、痛みも強くなっていたので早めに頼みました。

同じタイミングで、依頼した妊婦さんがいたらため、少し待つことになりました
バースクラスで見ていたように、横向きの姿勢で麻酔の針のセッティング開始。

陣痛に耐えながらの姿勢変更は辛かったです
無痛の出産レポを見ているとここが1番怖かったので、内心すごくびびっていました。
ただ、されているのが分からないくらいスムーズに麻酔を入れてもらえました。
麻酔を投与してから15分ほどで陣痛の痛みはなくなりました。
ただ、お腹の張りはしっかりと感じます。
その後、追加投入用のボタンを渡され、コールドチェックも問題なくクリア!
コールドチェックとは、保冷剤を足やお腹に当てて、麻酔が効いているかをチェックする方法。足は冷たさを感じない。お腹は冷たさを感じたらOK。
立ち会い出産をする夫と合流
夫の立ち会いは、以下の条件で行われます。
- AM10時以降であること
- 夫に体調不良がないこと
- 妻の麻酔が効いていて母子共に安定していること
夫は、山王バースセンターと繋がっている山王病院1階のロビー、外のカフェで待つなど色々みたいです。
我が家の夫は10時に来院して、私の病室で待機していました。
LDR室に入ると、緊急時以外は夫も出入り不可になり、お昼をまたぐことも往々にしてあるので、早めにお昼も口にしてから来てもらいます。
LDR室では夫も飲み物以外は食事禁止です。
ただ、ここはその日の担当助産師さんにもよるとのことで、念の為軽食を持参してもいいかもと言われていました。
当日聞いたところやはりダメでした。

甘い物やコーンポタージュなので液体でお腹にたまるものを持参してもらうと良さそうです。
内診で破水
10時頃に、先生が破水をしてくれました。
パンっという音と共に生暖かいものが溢れ出す感覚。
これで陣痛が進みやすくなるそうです。
子宮口全開まではゆったり過ごすはずが…
破水した後はのんびり過ごすはずが、赤ちゃんのモニターから警告音が。
赤ちゃんが苦しくなっているということで、酸素マスクしたり、体勢を変えたり。

緊急帝王切開を覚悟しました
不安な気持ちで言われるがままにしてしばらく経つと、赤ちゃんの状態は回復しました。
その後、夫も合流して、ゆったり過ごしました。
いよいよ子宮口全開!出産!
子宮口が全開となったら、いよいよ出産です。
便意が来るのを待つ
腰痛が出てきて、弱い麻酔が効かなくなってきたので、強い麻酔を入れてもらいました。
かなり痛みのある腰痛がきたので、内診してもらうと子宮口全開になっていました。
あとは赤ちゃんが産まれる最後の兆候、便意のような感覚を待つのみです。
助産師さんの声がけに合わせていきむ
夫は一旦、LDR室の外に退出し、脚を開くセッティングしていきむ練習をします。
第一子の記憶があったので、最初は順調にいきめたものの、次第にどうやればいいか分からなくなってしまいました。
助産師さんと先生も困った様子でしたが、それでもたくさん励ましてくれます。
赤ちゃん誕生!
いよいよ、産むかというタイミングで先生は3名が集合し、助産師さんも5名ほど集結。
いきみ方が分からなくなっているわたしのお腹をひとりの先生に押してもらうと自然といきみやすくなりました。
2回目の陣痛でいきみ、スムーズに産まれました!
写真撮影やビデオ通話
赤ちゃんはへその緒を切るとママの横に連れてきてくれます。
この瞬間はほんと感無量です。
その後、様々な処置をした後に親子3人で写真撮影をしたり、上の子とビデオ通話をしました。
出産後は親子でまったり
産後2時間ほどはLDR室で過ごします。

夫と分娩を振り返ったり、赤ちゃんに話しかけたりしてました
1時間に1回は助産師さんが来てくれて、赤ちゃんと私の様子を確認してくれます。
小児科医の先生の診察もありました。
2時間が経過したら、夫は先に病室へ、赤ちゃんは新生児室に預けます。
出産当日はシャワーを浴びられないため、タオルで身体を拭きます。
脚や背中など自分では拭きにくい箇所は助産師さんが拭いてくれるので助かります。
当日は赤ちゃん別室で休息最優先
部屋で少し休んだら赤ちゃんのお世話をしようかなと思えるくらい、無痛後の身体は体力が残ってるなと感じていました。
しかし、助産師さんに相談したところ、これからが大変だから、今日は休息に専念して明日からにした方が良いとのことでした。
プロの助言は聞いておこうということで、お昼寝をしたり、出産経過をまとめたり、お菓子を食べたりとまったり過ごしました。
夜は久しぶりにトイレで起きずに、ひと晩ぐっすり眠れました。
この日を楽しみにしていましたが、お腹にもういないことを思うと少し寂しい気持ちも。
それでも、私たちのもとに来てくれて、元気に産まれてくれて本当にありがとう。
次の記事からは、出産翌日以降の山王バースでの過ごし方をまとめています。
コメント