この記事では、山王バースセンターの入院時に泊まれる部屋タイプのうち、タイプⅡの部屋について紹介します。
部屋タイプをⅠとⅡで迷っている方は参考にしてみてください。

わたしとしてはタイプⅡで十分でした!
山王バースセンターの部屋タイプ
山王バースセンターで出産する場合、病室はどの部屋タイプだとしても、全部屋個室です。
その個室の特徴や違いを、解説していきます。
部屋の種類は2タイプ
山王バースセンター部屋は、タイプⅠとタイプⅡの2種類あります。
広さや設備はもちろん、1泊あたりの費用が異なるほか、パートナーの宿泊有無の違いもあります。
タイプⅠとタイプⅡの違い
タイプⅠとタイプⅡの違いを具体的に見ていきましょう。
タイプⅠ | タイプⅡ | |
金額(1泊) | 42,000円 | 32,000円 |
広さ | 25㎡ | 16㎡ |
トイレ | ◯ | ◯ |
お風呂 | ◯ | ◯ |
ミニキッチン | ◯ | ✕ |
パートナーの宿泊 | ◯ | ✕ |
トイレ、キッチン、ベッドはどちらのタイプでも同じものを使用しています。
タイプⅠのおへやのみ、ミニキッチンが付いており、パートナーの宿泊が可能です。
部屋代を含めた出産費用については、こちらの記事を参照ください。
タイプⅡの部屋を紹介
タイプⅡの部屋について、実際に利用した際の写真と共に紹介していきます。
タイプⅡを動画で紹介
まずは入口から全体の動画です。
部屋内の各エリアを詳しく紹介します。
入口からの概観

入口から見た、部屋の様子です。
すぐ左にある扉の中にトイレとお風呂があります。
扉の奥には独立洗面台、その奥がベッドスペースで一人がけソファなどもあります。
トイレとお風呂



入口入ってすぐの扉内には、トイレ、洗面台、ユニットバスがあります。
ビジネスホテルによくある形です。
ユニットバス内にはすべり止めが敷いてあり、気遣いを感じます。
独立洗面台

トイレとお風呂スペースとベッドスペースの間にはもうひとつ、独立洗面台があります。
ライトもついてるため、身だしなみはこちらで整えます。
授乳前の手洗いや、消毒グッズの洗浄がある場合は、このスペースを活用することが多いです。
トイレスペースにも洗面台がついていますが、いちいち扉の中に入らないといけないため、この独立洗面台スペースが非常に便利でした。
クローゼット



ベッドの横にはクローゼットがあります。
ハンガーラックの他に棚もあり、かなり広々と使用できます。
棚には円座クッションと授乳クッションがあり、産後の必需品となります。
足元には外履き入れもあります。
大体の荷物はこちらに置くと、日中過ごすスペースからは見えないため、生活感が消えます。
ドライヤーもこちらにあり、リファのため威力も仕上がりも満足です。
生活スペース&ベッド







生活スペースには、リクライニングできるパラマウントベッドが中心に置かれて、一人がけソファーブルや引き出し、調乳用のポッドエリアなどがあります。
調乳用のポッドは毎朝満タンにしてもらえて、ママも好きなお茶が飲めます。病院からはハーブティーが7パックプレゼントとして置いてあります。
テレビ台の扉の中には冷蔵庫があります。
冷凍庫もついているため、アイスも保管可能です。
分娩バックとお世話用品の中身

まずは分娩バックの中身はこちらです。


お部屋とは少し離れますが、部屋には分娩用品と赤ちゃんのお世話グッズも置いてあります。
大きめのバッグに以下が入っています。
- 直後パットマルチ1セット→お産直後に使用
- 産褥パッドLサイズ(5枚入り)、Mサイズ(10枚入り)×2個
- 産褥ショーツ1枚
- 分娩着
- NST用ベルト1袋
- 水だけコットン→おしりふきや手口ふき
- 臍帯箱
分娩当日から退院まで必要なグッズが入っています。
産褥パッドは、山王病院1階の売店でも購入可能です。
赤ちゃんのお世話グッズの中身はこんな感じでした。


高級なイメージのある、アイクレオの缶が2缶と外出時や帰省時に助かるスティック1箱。
非常時にわが家でも備えている液体ミルク2つが入っています。
その他、ママ用にドリンクひとつと消毒用のミルトンの試供品も。
ママ用ドリンクは、滞在中のおやつでも毎日出るのですが、おいしくて滞在中にポチる人が多いとか。
私も購入しました!
ミルトンの錠剤は、産後にレンタルする授乳グッズがあったり、持参した授乳グッズの消毒が必要な時に活用します。
タイプⅡの部屋が向いている人
山王バースセンターで入院する場合、タイプⅡの部屋が向いている、おすすめしたいのは以下のような人です。
パートナーが泊まる予定のない人
パートナーが育児の学びのために宿泊したい場合、タイプⅡでは泊まれません。
この場合は、必ずタイプⅠの部屋を利用する必要があります。
入院期間中にパートナーが泊まる予定がなければ、タイプⅡのお部屋で広さも含めて十分です。
1回あたりの面会人数が3名以下の人
1回あたりの面会人数が少人数であれば、タイプⅡで対応可能です。

具体的には、大人2人、子ども1人なら問題ありません!
タイプⅡの部屋には椅子が2つあります。
子どもはベッドに座らせても良いため、3人以下の面会予定のみの場合は、面会対応もばっちりです。
費用を抑えたい人
タイプⅡは、タイプⅠより1泊あたりの費用の差額が1万円です。
普通分娩の場合、宿泊日数は5泊となるため、5万円の差となります。
なるべく入院費用を抑えたい場合は、タイプⅡがおすすめです。
ホテルレベルの快適空間!タイプⅡはおすすめ
山王バースセンターの部屋種類のうち、タイプⅡは広々とした生活空間と収納もしっかりあり、大変快適でした。
タイプⅠには宿泊していないので、単純比較できませんが、わたしとしてはタイプⅡで十分贅沢に過ごせました。
個室というのが何より周囲を気にせずに済みますし、病院感はゼロでホテルに滞在してるような気持ちでゆったりできました。

自信を持っておすすめできます!
山王バースセンターで出産を検討されている方は、より広いタイプⅠの方がいいかな?と考えるかもしれませんが、タイプⅡでも満足できると、声を大にして言いたいです。
コメント