「妊娠糖尿病です」と言われたその日から、毎日の飲み物にまで急に自信がなくなってしまう。
ジュースはダメ?コーヒーは?水ばっかりも飽きるし、結局なにを飲んでいればいいの…と、水分補給のたびに不安になりますよね。
先にお伝えすると、妊娠糖尿病中の飲み物は「無糖・ノンカフェイン」を選べば基本はOKです。
具体的には水・麦茶が基本。そこに、わたしが毎日飲んでいた桑の葉茶・菊芋茶・カフェインレスコーヒーを足していました(後半で詳しく)。
この記事は、妊娠糖尿病と診断され、管理栄養士さんの栄養指導を受けながら食事と飲み物を見直して出産まで乗り切ったわたしの体験談です。
読み終えるころには、妊娠糖尿病中でも安心して選べる飲み物と、避けたほうがいい飲み物がはっきりわかるはずです。
※本記事は個人の体験談で、効果には個人差があります。飲み物の可否や血糖管理は、最終的に主治医の指示を優先してくださいね。
わたしも診断された当時は、飲み物ひとつで毎回迷っていました。
飲んでいい飲み物・避けたい飲み物の早見ガイド
細かい説明の前に、まずは全体像をパッとつかめるように早見でまとめておきますね。迷ったときは、ここに戻ってくれば大丈夫です。
◎ 飲んでOK(無糖・ノンカフェイン)
水/麦茶/ルイボスティー/そば茶/コーン茶
+わたしのメイン:桑の葉茶・菊芋茶・カフェインレスコーヒー(このあと詳しく)
△ 避けたい(糖質が高くなりがち)
加糖ジュース/甘い乳酸菌飲料/加糖コーヒー・加糖紅茶
★ 検査前
自己判断で何も足さず、主治医の指示を最優先に。
妊娠糖尿病の飲み物選びは無糖・ノンカフェインでこまめに水分補給
診断されると「あれもダメ、これもダメ」と感じてしまいがちですが、飲み物に関してはルールはとってもシンプルです。難しく考えず、まずは選び方の原則から押さえていきましょう。
飲み物選びは無糖・ノンカフェインならOK
💡 迷ったらこれだけ
「無糖」と「ノンカフェイン」の2つを満たせばOK。水・麦茶・ルイボスティーが鉄板です。
糖分の多い飲み物は、血糖値の上がり方に影響しやすいといわれています。だから妊娠糖尿病の時期は、甘い飲み物を水分補給の主役にしないことが大切だと、わたしも指導を受けました。カフェインについても、妊娠中は摂りすぎないほうが安心とされているので、この機会にノンカフェインに寄せておくと一石二鳥です。
逆にいえば、無糖でノンカフェインなら選択肢はぐっと広がります。「飲めるものがない」と落ち込まなくて大丈夫。
飲み物はこまめに飲んで、カフェイン量は1日200㎎程度に
「無糖・ノンカフェインなら、どれくらい飲んでいいの?」も気になりますよね。水分はこまめに、のどが渇く前に少しずつ補給するのが基本でした。一気に飲むより、日中に分けて飲むほうが体にやさしい感覚があります。
- のどが渇く前に、こまめに少しずつ
- 一気飲みより、日中に分けて飲む
- 食事と一緒に+食間にちょこちょこ
- 基本はノンカフェインのお茶に寄せると安心
気をつけたいのがカフェインの量。妊娠中のカフェインの目安は機関によって幅があり、英FSA(英国食品基準庁)などでは1日200mg程度とされる例があります。ただし基準は機関や状況によって異なるので、単一の数字を鵜呑みにせず、正確な制限は必ず主治医に確認してくださいね。
ノンカフェインのお茶に寄せておけば、この心配自体を減らせます。
タイミングは、食事と一緒に少しずつ・食間にこまめに、が続けやすかったです。とはいえ水分量も体調によって違うので、むくみや体調が気になるときは、その都度かかりつけの先生に相談するのがいちばん安心でした。
妊娠糖尿病で避けたい飲み物は、加糖ジュース・甘い乳酸菌飲料など
飲んでいいものがわかったら、次は避けたほうがいいものも知っておくと安心です。これを知っているだけで、うっかり甘い飲み物に手が伸びるのを防げます。
- 加糖ジュース・清涼飲料水
- 果汁100%ジュース・スムージー
- 缶コーヒー・甘いカフェラテ・加糖の紅茶
- 甘い乳酸菌飲料・加糖ヨーグルトドリンク
- スポーツドリンク・栄養ドリンク・加糖ココア
加糖ジュース・果汁100%でも油断は禁物
まず避けたいのが、砂糖の入った加糖ジュースや清涼飲料水。見落としがちなのが、「果汁100%」「無添加」とうたっているジュースやスムージーです。
果汁100%は健康的なイメージがありますが、果物由来の糖質はしっかり含まれています。栄養成分表示を見ると、意外と糖質が多くてびっくりすることも。
妊娠糖尿病の時期は、たとえ天然の果汁でも飲み物としてゴクゴク飲むのは控えめにして、果物は適量を食べるかたちにするほうが安心でした。
加糖コーヒー・加糖紅茶・甘い乳酸菌飲料も避ける
缶コーヒーや甘いカフェラテ、加糖の紅茶・ミルクティー・フレーバーティーも、糖質が高くなりがちなので避けていました。カフェインと糖分のダブルで気をつけたい飲み物なので、飲むなら無糖・ノンカフェインに切りかえるのがおすすめです。
意外な落とし穴が、甘い乳酸菌飲料や加糖ヨーグルトドリンク。腸活によさそう、というイメージで選びがちですが、商品によっては砂糖がかなり入っています。
スポーツドリンクや栄養ドリンク、甘いココアや加糖の豆乳・牛乳飲料も同じく、糖質の観点で気をつけたいグループです。
無糖表示でも糖質ゼロとは限らないため、市販品はラベル確認
最後にもうひとつ。「無糖」「微糖」と書かれていても、糖質が完全にゼロとは限りません。原材料や栄養成分表示をさっと確認するクセをつけておくと安心です。
基本は「甘くないもの・砂糖が入っていないもの」を選ぶ、それだけでぐっと安心な選択になります。気になるときは表示をチェック、迷ったら主治医に相談、というスタンスで十分でした。
わたしも最初は「果汁100%ならいいでしょ」と思っていた派。表示を見るようになってから、選び方がぐっと上手になりました。
妊娠糖尿病中に毎日飲んでいた飲み物3選
ここからは、わたしが妊娠糖尿病のあいだ毎日飲んでいた桑の葉茶(糖煎坊)・菊芋茶・カフェインレスコーヒーについて、当事者目線で正直にお話しします。
桑の葉茶・菊芋茶を選んだ理由はカフェインゼロで飲みやすい
基本の水・麦茶・ルイボスティーに加えて、わたしがもうひとつ取り入れていたのが、血糖値が気になる人向けに選ばれているお茶です。具体的には桑の葉茶(糖煎坊)と菊芋茶。どちらもカフェインゼロで飲みやすかったことが選んだ理由でした。
ここで大事なのは、これらのお茶が「血糖値を下げる」「妊娠糖尿病が治る」といった医療的な効果があるわけではない、ということ。あくまで血糖値が気になる時期に選ぶ人が多いお茶で、効果には個人差があります。
わたしの場合は、「水やお茶を飲むなら、どうせなら気持ち的にも前向きになれるものを」という気持ちで、食前に取り入れていた一人の体験談にすぎません。
毎日の食事のお供として桑の葉茶を飲んでいた
桑の葉茶は、血糖値が気になる時期に取り入れる人が多いお茶で、わたしは妊娠糖尿病のあいだ毎日飲んでいました。なかでも「糖煎坊(とうせんぼう)」という商品を、食事のときに合わせて飲むのが習慣になっていました。![]()
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「桑の葉茶って血糖値を下げる効果はあるの?」と気になる方も多いと思います。正直にお伝えすると、血糖値を下げると断定はできません。あくまで食後血糖が気になる人向けに選ばれているお茶で、わたしは食事の血糖値の上がり方がゆるやかになればいいな、という気持ちで食前に1杯を意識していた、という体験談です。
飲み方はとてもシンプル。スティックタイプでお湯に溶かすだけなので、つわりや体調が不安定な時期でも続けやすかったのが、わたしにとってはありがたかったです。味はほぼ緑茶のため飲みやすく、無理なく毎日のルーティンになりました。
とはいえ、これはあくまでわたしの体験で、効果には個人差があります。実際にどんな味でどう続けていたか、料金や購入方法といった詳しい部分は、別の記事でまとめています。
「お茶を飲むだけで数値がどうにかなる」とは思っていません。お医者さんの指示+食事+ちょっとした習慣のチームで乗り切る、という気持ちで続けていましたよ。
菊芋茶も食事前に取り入れていた
桑の葉茶と並んで、わたしが毎日飲んでいたもうひとつのお茶が菊芋(きくいも)茶です。こちらも同じく血糖値が気になる時期に選ばれることが多く、わたしは食事前に取り入れていました。
菊芋茶を選んだのは、クセが少なくて続けやすかったから。お茶って毎日飲むものだからこそ、飲むのがしんどい味だと続かないんですよね。その点、菊芋茶はやさしい風味で、飲みやすく感じました。
実際の飲み方や味の感想、価格などの詳しい体験談はこちらにまとめています。
ご褒美の1杯はカフェインレスコーヒー(マウントレーニア)
甘い飲み物を控えるなかで、わたしのご褒美だったのがカフェインレスコーヒーです。妊娠後半は、補食の代わりにマウントレーニアのカフェインレスをよく飲んでいました。
正直カロリーはやや高めですが、とてもおいしくて気分転換になりました。売っているお店が限られるので、わたしは楽天やAmazonでケース買いして常備していました。
ただし飲みすぎないよう1日1本までと自分でルールを決めていました。その範囲では、わたしの場合は血糖値への影響は感じませんでした(あくまで個人の体験で、影響には個人差があります)。
妊娠糖尿病中に飲み物と一緒に整えたい食事のコツ
飲み物に気をつけるのと同じくらい、わたしが助けられたのが食事と間食の工夫でした。飲み物・食事・間食をセットで整えると、気持ちにゆとりが生まれます。
毎日の食品選びも、血糖値が気になる時期にはとても大切でした。わたしが実際に選んでいたものは、妊娠糖尿病で血糖値が気になる時期のおすすめ食品4選にしぼってまとめています。どうしても小腹がすいたときの間食には、手軽で罪悪感が少なかったクリーム玄米ブランをお守りにしていた体験談もあわせてどうぞ。
外食の日は、家にいるときよりも飲み物・食べ方に気をつかいました。ドリンクを無糖のお茶や水にする、食べる順番を工夫する、といった小さな積み重ねで、外食もこわくなくなります。
検査(食後血糖・OGTT)の前後に飲んでいいもの・気をつけたこと
妊娠糖尿病が疑われると、ブドウ糖負荷試験(OGTT)や食後血糖の検査を受けることになります。「検査の日って何を飲んでいいの?」と不安になりますよね。ここは特にデリケートなので、安全側で考えていきましょう。
検査前は自己判断で何も足さず主治医の指示を優先
いちばん大事なのはこれです。検査当日の飲食は、内容や時間に指定があることが多いので、自己判断で何かを足さず、主治医や病院の指示を必ず優先してください。
「血糖値が気になるから、検査前にあのお茶を飲んでおこう」というのは絶対にNG。検査は今の正確な状態を知るためのものなので、自己判断で何かを飲んで数値に影響を与えてしまっては本末転倒です。先にご紹介した桑の葉茶や菊芋茶のような普段の習慣も、検査日は病院の指示に従ってお休みするのが安心です。
検査がある日にわたしが選んでいた飲み物
わたしの場合は、病院から特に制限の指示がない範囲で、水や無糖の麦茶を選んでいました。甘い飲み物はもちろん避けて、シンプルに水分補給だけを目的にしていた感じです。
ただ、これも「わたしの場合は」という話。検査の種類や病院の方針によって指示は変わります。少しでも迷ったら、その場で看護師さんや主治医に「これは飲んでいいですか?」と聞くのがいちばん確実で安心でした。なお、妊娠糖尿病だったわたしの血糖値が実際どう推移したかは、こちらの記事に実データつきでまとめています。
「みんな同じように悩んでいるんだ」と思えると、少し気持ちが軽くなるかもしれません。
本記事はあくまで個人の体験談で、効果を保証するものではありません。新しい飲み物を取り入れる前や血糖管理については、必ず主治医・管理栄養士さんの指示を優先してくださいね。
よくある質問(妊娠糖尿病の飲み物・お茶)
妊娠糖尿病中の飲み物について、わたしがよく聞かれた疑問をまとめました。気になるところだけ拾い読みしてOKです。
- 妊娠糖尿病でも人工甘味料の飲み物は飲んでいい?
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「ゼロカロリー」「糖質オフ」とうたう人工甘味料入りの飲み物は、糖質そのものは抑えられている商品が多いです。ただ、妊娠中にどこまで取り入れていいかは考え方に幅があり、人によって判断が分かれるところ。わたしは基本を水・麦茶・ルイボスティーなどの無糖のお茶に置いて、人工甘味料の飲み物は常用しないスタンスにしていました。
気になる場合は、種類や量について主治医・管理栄養士さんに相談すると安心です。
- 授乳期になったら飲み物の注意点は変わる?
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出産後・授乳期になると、妊娠中とは気をつけるポイントが少し変わります。カフェインは母乳に移行するため引き続き量に配慮したいところですが、血糖管理の必要性は産後の経過によって人それぞれです。
妊娠糖尿病だった方は産後も血糖のフォロー検査をすすめられることがあるので、飲み物の方針もふくめて、産後の健診で主治医に確認するのがいちばん確実です。
妊娠糖尿病の飲み物・お茶は無糖・ノンカフェインから選ぼう
ここまで、妊娠糖尿病中の飲み物の基本(無糖・ノンカフェイン)、避けたい甘い飲み物、検査日の注意、そしてわたしが毎日飲んでいた桑の葉茶・菊芋茶・カフェインレスコーヒーまでお話ししてきました。
まず押さえたいのは、水・麦茶を軸に、無糖・ノンカフェインから選ぶこと。これだけで毎日の飲み物選びはぐっとラクになります。
そのうえで「血糖値が気になる時期に、桑の葉茶や菊芋茶を取り入れてみようかな」と思った方は、いきなり買う前に、まずわたしの詳しい体験レビューを読んでから決めるのがおすすめです。味や続けやすさ、料金、買い方まで正直にまとめているので、自分に合うかどうかを判断しやすいはずです。
毎日のお供だった桑の葉茶(糖煎坊)の味・続けやすさ・価格はこちらの体験談、食前に取り入れていた菊芋茶のクセの少なさ・続けやすさはこちらの体験談から、自分に合いそうか見てから決めてくださいね。
不安だった毎日の飲み物選びが、この記事で少しでもラクになりますように。あなたとあなたの赤ちゃんが、健やかに過ごせますように。応援しています!









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